2021年03月29日
従業員の健康管理を大切に 雫石町:(有)ファーム菅久 代表取締役 菅原久耕様にお話しを伺いました
―一日人間ドックを受診するきっかけは?
菅原様:
今まではかかりつけ医にて簡単な健康診断を受けていました。
50代までは悪いところはあまりありませんが年齢を重ねていくと指摘事項が増えてきます。精密検査して確認しておけば安心して農業に励むことができると思います。
経営者として倒れる訳にはいかない。健康管理の土台としてドック受診しようと思いました。
―従業員の方の健康管理は?
菅原様:
昨年度からは年雇用従業員2名(30代・60代)についても一日人間ドックを受診しています。
基本料金分は全額を助成しています。
農作業が落ち着いている2~3月に受診しています。
―助成をすることにしたきっかけは?
菅原様:
人間ドックは町の健診より検査項目が多く、全身を調べてもらっているという安心感があります。
業務の責任者として夏場に頑張ってもらいたいという気持ちから年雇用従業員2名に対しての人間ドック助成を始めました。
―最後に。
菅原様:
人手不足が課題となる中、従業員の誰一人が欠けても全体の業務の歯車が狂います。
それを回避するためにも経営者としての従業員の健康管理が必要だと考えています。
トップが高い健康管理意識を示すことで、今後担い手となる若手の農業に対する意識改革にもつながるのではと思っています。
有限会社ファーム菅久
・所在地:雫石町
・従業員:年雇用2名、季節雇用15名(4~11月)
・主に水稲・小麦等