2018年03月15日
「健康観」が大きく変化!社員の人間ドック受診へ ― 岩泉町:(株)西倉工務店さんの取り組みを紹介します ―
―西倉社長は、JAが勧めている「一日人間ドック」を毎年のように受診されているとお聞きしましたが、そのきっかけは?
西倉社長: JAに勧められ、「会社を牽引する立場の者が無責任なことができない」とまず、健康第一と思い20年以上続けています。
―受診された感想は?
西倉社長: まず、生活習慣病を中心とした検査が一日で済むことですかね。どうしても地元での検診は、検査によって内容や時間に制約があります。 盛岡まで出かけるのは大変ですが、JAでは送迎もしてくれるし、農家の方や女性の方には助かるんじゃないですか。 特に脳疾患で倒れてからは、大事だなと痛切に感じています。
―今回、社員の方々にも受診制度を新設したようですが?
西倉社長: ここ数年、親族や社員も重篤な病に侵され、尊い命を奪われるなど「これではいけない。 福利厚生(健康経営)の充実を」と今年から人間ドックにオプション(専門ドック)の脳MRや心臓CTなどを加えて社員の半数を受けることにしました。 会社の財産でもある社員が倒れたのでは、元も子もない。社員のなかには「おっかなびっくり!」もいたようですが。
―平成28年夏に岩泉を直撃した台風被害や震災の復興も気がかりですが?
西倉社長: わが社は、国道455号線沿で「岩泉道の駅」や小本川も近く、その被害をまざまざと体感しました。 事業の本分である土木・建設で復興に役立ち、地域貢献としてボランティアなどにも積極的に参画させていただいていますが、社員はもちろん私自身や家族が健康でなければ復興は果たせません。 まだまだ道なかばですがね。
―最後に「これからの抱負」などをお聞かせ下さい。
西倉社長: 「生涯、現役で仕事がしたい。」そのためにも、元気で健康が基本です。
(株)西倉工務店
岩泉町岩泉
土木・建設・設計施工
平成29年度受診者数25名/従業員50名
今回の人間ドックで早期発見された社員もおり、西倉社長と奥様の意気込みがひしひしと伝わっています。
(株)西倉工務店前川 総務部長継続した取り組みを皆が望んでいます。感謝です!
岩泉町を盛り立てている工務店さんです。
JA新いわて宮古営農経済センター岩泉地区担当課佐々木 升 課長補佐今後も地域リーダーとしての活躍が大いに期待されている社長です。