泌尿器(腎機能)
検査項目
- クレアチニン
- 基準値:0.30~0.79mg/dl
筋肉の中でエネルギーのもとが燃やされたときの老廃物です。蛋白が体内で役目を終えるとクレアチニンに変わって腎臓の糸球体から尿中に排泄されますが、腎機能や糸球体の能力が低下すると血液中に増加します。数値が高いほど腎臓の障害が大きいことになります。 - 推算糸球体ろ過量
- 基準値:60以上
腎臓の機能が低下するとクレアチニン(老廃物)がろ過されずに血液中に溜まります。このクレアチニン値と年齢、性別から算出したもので腎機能を知る指標となります。 - 尿たんぱく
- 基準値:(-)
検査結果が「+」以上であれば、たんぱく尿と考えます。その場合別途尿検査を複数回行い生理的なものか病的なものか判別を行います。 - 尿潜血
- 基準値:(-)
尿に含まれる血の有無を調べます。陽性(+)は腎臓や尿路での出血(結石等)が起きている場合があります。 - 尿比重
- 基準値:1.002~1.030
尿中の水分と水分以外の物質の割合を算出したものです。尿には余分な水分以外に、老廃物(尿素等)が含まれています。尿の食塩濃度から尿比重推定。異常値は濃さを調節する腎臓機能異常、脱水症状や過水分状態となります。 - 尿PH
- 基準値:弱酸性
糖尿アセドーシス、脱水時は酸性⇒尿路結石。尿路感染、腎不全になるとアルカリ性になります。 - 沈渣
- 尿の中に出てきた細胞成分や細菌等を顕微鏡で調べる検査で、尿路異常発見の手掛かりになる検査です。(赤血球5/HPF以下、白血球10/HPF以下、扁平上皮10/HPF以下、移行上皮10/HPF以下)
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